K.A.Z.E.Y.O.M.I

2010 年 1 月 2 日 コメント 4 件

だいぶ今さらではありますが、先日坂本真綾のライブDVD “WE ARE KAZEYOMI” を見ました。年末年始の休みをつかって、積ん読やDVDを消化しています。

昨年の東京国際フォーラムでのステージをMCを含めて完全収録したもので、東京会場限定で生弦カルテットが入っていてサウンドが豪華な感じに。しかもバンマスが河野伸。

鳥肌1:「Get No Satisfaction!」の生弦
鳥肌2:「風が吹く日」のイントロ
鳥肌3:まさかの「約束はいらない」…あのピアノのイントロで観客から歓声が上がっていましたが、思わず自分も声を出してしまった。どうなっていくんだこれ・・・と思っていたらそのまま「指輪」につながってマイ心の全米が泣いた。

最初から最後までじっくり堪能。「光あれ」も素晴らしかったな・・
やっぱり坂本真綾を好きでいて良かったなと思わせられるライブでした。

それにしても、客層があきらかに某ゆかり王国と違ってwwとってもwww大人しいですwwww
ていうかこれが普通ですかそうですか。
最近、王国以外のライブDVDをほとんど観ていなかったから妙に新鮮でした。

映像面では、要所要所での楽器パートのカットインが的確で気持ちよかったです。おもに弦とか弦とか弦とか。あと佐野さんのドラムはやっぱり素晴らしい。
全体的にカメラの被写界深度をダイナミックに変えていて、奥行きを意図的に強調した印象的な画づくりをしている点が興味深かったです。こういうライブ映像もありか、と。

今回はPS3で観たのですが、アップコンバート(DVDの映像をハイビジョン相当の高画質に変換すること)の性能が噂通りに良くて驚きました。DVDからこれだけの画が出せるのは素晴らしいです。PS3で昔のDVDを見返してみるのも悪くないかも。

坂本真綾は、本人も言ってましたが基本的にステージ上では仁王立ちで、最初のMCでも「坂本真綾で〜す! ッしゃあ!!」と気合いで両腕をクロスさせていて吹いた。どんなシンガーの登場だよと(笑)
歌や詞に表れる内面の繊細さと、竹を割ったような振る舞いがまぜこぜになっているところが愛すべきところだなーと思います。

そして今回特筆すべきはMCの内容でしょう。いろいろと感じるものがありました。
ダメでカッコ悪くてどうしようもない自分と、どうにかこうにか向き合ってきて、そして今、「私をもっと信じてあげたい」(Remedy)、「そんな自分も好きでいてあげたい」(マジックナンバー)という言葉が歌詞として出てくるようになった背景には、彼女の精神的な成長が確実に存在しているのだと思います。

それは「困難を克服した」といった黒を白にするような成長ではなく、一歩引いたところから自分を見つめて、いろいろなものを含めて今の自分を受け入れられるようになり、肩の力が抜けたことが表れているのだと思います。

歳だけを重ねて擦れるわけでもなく、青臭さをいつまでも引きずるわけでもなく、自信喪失で臆病になるわけでもなく。MCで語られていた言葉ひとつひとつに、10年前の彼女に感じたものとは質の違う、内面のしなやかさ、成長した瑞々しさの片鱗を垣間見ることができました。

彼女を見ていると、大人としての成熟と青春の若々しさが奇跡的な均衡を保っているように思えてならないのと同時に、自分はきっとそこに惹かれているんだろうなと感じます。いくつになっても魅力的で輝いている人間というのは、その二つを兼ね備えているひとなんじゃないかと思う。

「私をもっと信じてあげたい」
「そんな自分も好きでいてあげたい」

そんなふうに自分も思えるようになりたい。
このDVDは大切にしよう。

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2009 年 12 月 31 日 コメントはありません

今年一年を振り返ってみたところ、実は仕事以外であんまり記憶が無い。
そういえばほとんど日本にいませんでした。

1月〜2月:ロサンゼルス滞在
4月〜5月:サンノゼ滞在
7月〜8月:ロサンゼルス滞在
9月〜現在:ロサンゼルス赴任

今年の一大イベントとしてはやはり海外赴任です。
遅くとも35歳になるまでには海外赴任経験を積んでおきたいという希望はあったので、この不況下、幸運だったと言えます。

8月初旬に出張から帰って3週間で支度をして9月頭に出国したのは今思い出しても超突貫工事で、お世話になった方や友達にろくにご挨拶もできず。この場を借りてごめんなさい。
でもまぁ、これだけインターネットが発達した時代ですから、個人的にはさほど日本とアメリカが遠い感覚は無いのですけどね。飛行機に乗って10時間寝ていれば着くわけですから。twitterのTLも普通に共有していますし。

こちらにきて3ヶ月が過ぎ、生活基盤のセットアップは済みました。選んだ部屋も正解だったようで、特にこれといって不自由はなく、普通に暮らしています。まぁ、LAは日本人が生活する上で大きく困ることは無い場所だと思います。
来年からは「えっと、まだ来て間もないので…」といった言い訳ができなくなるのでいろいろ心してかかりたいと思います。

研修で人事のひとが言っていた「赴任者は3ヶ月目で精神的に落ち込むケースが多い」という話。最初のうちは新鮮さと緊張でテンションが維持されているのですが、3ヶ月くらいたつと理想と現実のギャップや自分の能力不足をリアルに認識し、落ちるそうです。そこから徐々に回復していくようですが。
自分もちょうど3ヶ月が経つので、来月あたり凹んでるかもしれません。そんなときのためにほっちゃんのライブDVDもばっちり予約しておいたので、まぁなんとかなるでしょう。

さて来年の抱負も書いてしまおう。

まず仕事:
赴任している以上、求められるものも大きいので、「こいつやっぱダメだわ」と本国へ強制送還させられないよう自分の強みを身につける。あと社外に人脈を作る。
製造業の労働力がアジアの近隣諸国にシフトして国内が空洞化したのと同様、今自分が属する「IT系のホワイトカラー」が中国やインドの安価で優秀な労働力によって置き換えられる時代は今後10年間で確実に来ると思うので、会社に頼らず個人でサバイバルできる何かを持っていないと職を失うだろう、という認識。

生活面:
英会話の先生を早いところ見つける。当然ながら職場では間違った英語を誰も訂正してはくれない。惰性で喋っていると変な英語を使い続けることになるので早めの矯正が必要。
あとできるだけ休日に引き籠もらないで外に出て人に会うようにする・・・ってハードル高いなぁこれ。。でも最近感じる自分の限界は、友人と人脈の乏しさに大きく関係しているように思えてならない。

趣味:
音楽制作を一からやり直す。こちらに暮らしていてCDの体裁にできるかはわからないけど、名刺代わりになるようなアルバムを一枚つくる。まずは形にしないと何も始まらない。

自分の場合、突き詰めると自身のアイデンティティは趣味にあるんだと思う。
仮に仕事でいくら成功してもたぶん僕はあまり満足できなくて、むしろ趣味で成果を出さないと「自分で自分を」認められないというか・・・ってやっかいな性格だなと思うけどこうなのだから仕方ない。

そんなところで。
今年はお世話になりました。
来年もみなさんにとって良い一年でありますように。

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とある初春の超花飾り<ガーランド>

2009 年 12 月 23 日 コメントはありません

最近、twitterのアイコンにサンタ帽をかぶせているひとをよく見かけますが、これはtwibbonという、アイコンに好きな画像を重ねられるwebサービスによるものです。

twibbonという名前は、twitter + ribbon の造語でしょうか。
mixiのプロフ画像をみんなで同じにして何か主張しよう/盛り上げようぜ!というアレと同じ感じです。ribbonはきっとブルーリボンですね。

twibbonでは自分の好きな主義主張(cause)を自由に作成することができます。
あとはtwitterやSNSを使って告知して、サポーターを増やしていくと。

そんなわけで、「とある科学の超電磁砲」の初春飾利が頭に乗せている花飾り(ガーランド)をtwitterアイコンにかぶせられるcause “only my garland” を作ってみました。
これ↓

garland

こんなふうに位置を指定してアイコンに重ねることができます。

今年も例年通りクリスマスは中止になりました。
初春といっしょの花飾りで新年を迎えましょう!

サポーター登録はこちらからどうぞ。
既存のtwitterアイコンにそのまま重なるので、通常のアイコンをtwitterに再登録してからがおすすめです。
http://twibbon.com/join/only-my-garland

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【作ってみた】マジックナンバー四重奏

2009 年 12 月 22 日 コメント 5 件

久しぶりに打ち込んでみた。ヘッドホン推奨。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm9171655

「こばと。」のアニメ本編はまだ見たことないのですが、iTunes上での「マジックナンバー/坂本真綾」の再生カウントだけは100回を超えました。
胸がときめくストリングス(arr.by 河野伸)を何度も聞いては耳コピし、その優れた構成について学び、楽曲に対する理解を深めているうちに、そういえばLittleWitchの作品ではQualtett!が今でも一番好きだなぁと思ったので、弦楽四重奏的にしたものを一晩かけて打ち込んだ充実の日曜だったのですが、「休日なにしてたの?」と聞かれて困る事この上ないです。「メリーラブプラス」という言葉を紡ぎ出した人は天才だと思う。

四重奏はファミコンのPSG音源のアレンジにも通じるものがあると思います。限られた音数でどうやって和音を構成し、隙間を埋めていくかという点において。
独自解釈でアレンジをしていますが、原曲の心地よさや高揚感、あと「オレはこの曲がどうしようもなく好きだ!」という作者の気持ちが表現できていれば幸いです。

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Griffith Observatory

2009 年 12 月 20 日 コメント 2 件

先日、同じ部署で東京にいる同僚が土日を挟んでLAに出張に来ました。

「あすきさん(仮名)、土日ひきこもってないで外に出てくださいよ」
「東京にいた頃とあまり変わらない週末の過ごし方をしているのはある意味、順応性が高くて良いということだと思うが (キリッ」
「それは順応じゃなくてただの引きこもりです」

と一蹴されましたすいませんごめんなさい。
というわけでロサンゼルスの観光スポットのひとつ、Griffith Observatory(グリフィス天文台)へ。


眼下に広がるロサンゼルスの夜景。幻想的です。
Greater Los Angelesと呼ばれるLA周辺は日本語訳すると「ロサンゼルス郡」で、広さとしては関東平野くらいあります。建物や住宅の密集度は低く、ある意味「無駄に広い」のが特徴です。サンフランやサンノゼはこぢんまりとした街なんですけどね。


宇宙や星がどの元素から作られているかを説明したもの。小窓にはその物質のサンプルが入っています。ところどころサンプルが無いのは、気体(ガス)とか、危険物(プルトニウム)とか。
私は化学はまったくダメでしたが、元素記号表は見てるだけでみなぎってくる。超クール。


原子番号78、プラチナ(Pt)も確認できたのでサイト管理人として満足する。


この説明が興味深かった。
太陽光は波長(上の写真のうねうねした曲線)の短い紫外線と波長の長い赤外線を含む不可視光線、それ以外で人間の目に見える可視光線のさまざまな色の成分から構成されているのですが、太陽から照射されるそれらの色の一部は欠けているそうです。よく見ると色のスペクトルが薄い縦縞の模様になっていますが、その縦線の部分が太陽から届いていないと。


太陽を取り囲む光球(photosphere)には、コアから放射される光線の一部を吸収する物質が存在すると思われ、その結果地球に届く光線と届かない光線があるということなのですね。なんかもう世界ふしぎ発見ですね〜。世界じゃなくて宇宙か。

ここまでの説明は同僚の受け売りです。妙に詳しいので何故かと聞いてみたら根っからの天文オタだということが判明。2chの天文板の住人だそうです。「あの惑星そろそろ爆発するよね?」「新星になるかブラックホールになるかどっちに賭ける?」みたいな会話を日々楽しんでいるそうです。逐一ポイントを絞って説明してくれて助かりました。


こちらは超新星(supernova)の誕生について。そうか、だからsphereはsuper noisy novaなのかとこの瞬間に理解。ここでの”noisy”は、ノイズが多くてうるさいという意味ではなく、”make noise”(世の中に対して騒ぎを起こそう)というポジティブな意味。
ティンときた! グリフィス天文台ありがとう。
今回はプラネタリウムは見なかったけど、また来たいと思います。

日本の天文台やプラネタリウムはどちらかというとあれがデネブアルタイルベガという星座とそれにまつわる君の知らない物語のようなロマンティックで青春群像的な内容が多いのに対して、こちらでは明らかに天文・航空・宇宙科学教育を目的としたガチな内容にかなりのスペースを割いている点が印象的でした。「こんなの普通の人が説明読んでもぜんぜんわかんないと思う」と同僚が言ってました。宇宙開発に対する国家の姿勢の違いが垣間見える気がします。

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